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2010年12月10日金曜日

《R-2341》 至福への招待状(コミックス)



ギリシアの大富豪の婚約記事を目にしたテサは、衝動にかられるまま南米から地球の裏側のエーゲ海までやって来た。
記事の写真を見たときは驚いた。そこには彼女の命の恩人、死んだと思っていたスタヴロスが写っていたのだから! 
彼に会って、4年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。しかし再会したスタヴロスは別人のように冷酷だった。
「テサは4年前に死んだ。君が何者かわかるまで屋敷から出るな」それって軟禁!? テサはかまわず出ていこうとするが・・・。



 アニー・ウエスト × 和澄 ふさこ

実はこの作品は、コミックを先に読んでしまった。
で、そこそこに『いい感じ』を受けたので、原作にも手を伸ばしてしまったわけだが・・・
率直に言って、原作は読まなかったほうがよかった。

原作があっても、漫画家さんの設定やストーリーは手を加えられることはあるが、この作品の場合はそれが功を奏したというわけ。原作では「金目当て」というヒーロー・スタヴロスの思い込みが強すぎて・・・・というより、それ以外に考えられない思考回路と延々と付き合うのは気分のいいものじゃない。
コミックになってもそういう部分は残っているが、活字で読むより「悪意のこもったいやらしさ』がない。

で、コミックの感想としては・・・・
身に覚えのないような、むしろ「いいがかり」的な暴言に耐えて「命を助けてもらって、感謝している。ありがとう」といえるヒロイン・テサには、思わず拍手! 原作にもそんなシーンがあったかもしれないけど、コミックのテサの一貫した態度や行動に共感をおぼえる 読み終わっても心に残る作品でした。


おまけ





テサは疲れきった体でエーゲ海に浮かぶ島へたどり着いた。南米の空港でギリシアの大富豪の婚約記事を目にし、衝動に駆られるまま地球の反対側まで来たのだ。記事の写真を見たときは驚いた。そこには彼女の命の恩人――内戦前夜の砲撃で死んだはずのスタヴロスが写っていたのだから!彼に会って、四年間お守りにしてきたこの指輪を返さなくては。しかし、再会したスタヴロスは別人のように冷酷だった。「婚約パーティの夜に妻が現れるとはね。めあては和解金か?」彼は今になって現れた私を疑っている。でも妻というのは?テサは混乱した。四年前、彼は私と本当に結婚してくれたの?

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