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2010年12月7日火曜日

【R-2555】 悪魔にささげた純潔 / サラ・クレイヴン

家族を救う手立ては一つ――  悪魔とベッドをともにすること。 


R-2555

 早くに親を亡くしたナターシャは、ギリシアの養父の元で育った。二十一歳になった今は養家を離れ、ロンドンで家事代行業を営んでいる。二年前に養父は急逝し、家業の海運業は義理の兄たちが引き継いだが、最近彼女の耳に入ってくる噂はよくないものばかりだった。だから突然養家からの呼び出しを受けたとき、ナターシャの胸に悪い予感が広がった。まさか、倒産寸前の家業を私になんとかしろだなんて言わないわよね?悪賢い目をした兄たちは、一枚の紙をナターシャの前に置いて言った。「おまえがここにサインさえすれば、この家は守られる」ナターシャは文面を読んでショックを受けた。私を宿敵に売るだなんて!




物語はギリシアの海運会社の役員として兄妹が話し合う場から始まる。
両親を亡くした後 引き取ってくれた名付け親が亡くなり、養家の家業は経営手腕のない義兄たちよってもはや崩壊寸前、銀行からも相手にされなくなっていた。
義兄たちは悪知恵を働かせて、因縁の宿敵ではあるが 信用のあるライバル会社と手を組むフリのために ヒロイン・ナターシャに結婚をほのめかせた手紙にサインをさせ 胸をなでおろしていた。
「あくまでも銀行への見せ掛けだから、実際には結婚などしなくてもよい」という言葉を信じたヒロインは、ロンドンに戻って自分の生活に戻っていった。

ところが・・・・
「その手紙の内容どおりに、契約を実行するように」とヒーロー・アレックスの弁護士に召喚され、あれよあれよという間にアレックスとベッドをともにする。

・・・・・・・これって、納得できない展開なんだなぁ。。。。
話の流れとしてはそういう事なんだろうけど、状況について説明不足! 専門用語を駆使するのではなく、もうちょっと納得できるセリフが欲しいところ。

ナターシャにしても自分で会社を運営しているのだから、契約書には注意深くなっているはずでしょ? なのにメクラサインをした挙句、アレックスの愛人になることには抵抗を見せる。これが借金の保証人に署名してりゃ、有無を言わさず負債を負うのは当然。それもわからなくて、ホントに家事代行の会社を経営していたのだろうか・・・・

養家の兄やその妻たちが、ナターシャのことを本気で気にかけているのか、利用できるものは利用してやろうと思っているのかも不詳。2つ違いの姉は、ナターシャを良く思っていないことはわかるのに。。。

さて、ヒーロー・アレックスはハーレクインお決まりのハンサムで独身の大富豪、ゴシップ誌常連のお方。
そのゴシップ記者たちから「海上のハーレム」と呼ばれるクルーザーでふたりの初日、思わぬことに求婚される。
心の奥深いところでは惹かれているのに、そこに至る経緯を思って冷たく拒絶するナターシャ。
翌日からアレックスは船を離れひとりになって数日、アレックスとともに別荘のある島に着く。



・・・・まぁ、最後の数ページで大団円とくるのだが、説得力に欠ける場面が多々あるんだけど。
お話は「なんでこうなる?」とロマンス特有の♪((O(〃⌒∇⌒〃)O))♪ドキドキの繰り返し。

ホントは一途に恋するヒーローの為の作品だったかもしれない y(^ー^)y


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